すでに終わってしまったイベントですが、昨年2017年12月23日(土)~27日(水)と、今年2018年1月4日(木)~8日(月)に多摩六都科学館で、『むかしロボット~相澤ロボットショータイム~』というイベントが開催されていました。
多摩六都科学館には、50年以上も前に相澤次郎氏が作ったロボットが展示されているのですが、このイベント期間だけ、実際に動かしたのだそうです。
(残念ながら行けなかったのですが、見たかったです!!!)
2013年12月23日に撮影された多摩六都科学館でロボットを動かしたときの映像がYoutubeにアップされていました。ご興味のある方はぜひ。
相澤ロボット「ミスター・スパーク」Birthdayデモ…その1
実は、相澤次郎という名前を今回初めて知ったのですが、「相澤次郎」で画像検索してみると、なんともノスタルジックで、優しく寄り添ってくれるようなロボットの画像がたくさん出てきます。
マイナビニュースによると
『故・相澤次郎氏(1903-1996)は昭和30年代~50年代にかけておおよそ800体のロボットを製作。』とのこと。
https://news.mynavi.jp/article/20090806-aizawa_restore/
こんなに以前からたくさんのロボットを作ってきた人がいたんだ、と感心してしまいました。
そういえば、鉄腕アトムや鉄人28号なども昭和30年代前後で50年以上前で、同時期です。
ところで、せっかく知った相澤次郎氏の情報が、日本のサイトではあまり見つかりませんでした。
調べていくと、英語で作られたサイトですが、cyberneticzoo.com というサイトに、相澤次郎氏の情報やロボットの写真がたくさん載っていました。
このサイトの中の検索で「Jiro Aizawa」で検索すると、相澤次郎氏に関するロボットの情報がたくさん出てきます。
特に「1957- Japanese Humanoid Robots and Toy Robots – Jiro Aizawa (Japanese)」では、1957年ごろから、それまで「おもちゃ」としての大きさだったロボットが、人間を超える大きさになっていくのを見ていくことができます。
また、1970年の大阪万博(日本万国博覧会:EXPO’70)では、鉄腕アトムを描いた手塚治虫氏が設計し、相澤次郎氏が制作した2メートルを超えるブルーのロボットが人気を博したことなども書かれています。
1970 – 7ft-tall “Blue” Robot – Jiro Aizawa/Osamu Tezuka (Japanese)
英語の苦手な私でも、写真が豊富で、ブラウザの翻訳機能などを使えばほぼ問題なく読めるページでした。